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2024/04/13砕氷艦「しらせ」一般公開in横浜港山下埠頭に粛々と参加のレポ-ト。
海上自衛隊発行資料で砕氷艦「しらせ」等に関する情報を共有します。
2024年4月13日(土)と翌14日開催の「しらせ」一般公開、当日たまたま撮ろう会の下見に行き偶然に氷川丸の向こう岸に停泊していました。南極帰りで翌日には修理でドック入り。見学者は横10列・縦100に90分ほど並び1寸刻みで進み乗船はタラップを1人づつ、誘導する人もいないのに、羊の如く譲り合う光景には関心させられました。右の写真①~④の順に説明いたします。①砕氷艦しらせは平成20年進水の2代目です、基準排水量12.7万トン最大速度19ノット、出力3万馬力、【砕氷の仕組み】*連続砕氷:1.5m厚までの氷は強力な推進力で連続的に砕氷します。*ラミング砕氷:1.5m厚以上の氷は、一旦200~300m後退し最大馬力で前進し氷に乗り上げ艦の自重で氷を砕きます。この時、写真のように船首から散水して雪を溶かします。
②は「しらせ」の後部甲板でヘリポートがあり広さはテニスコート2面程で下層にはヘリコプター収納スペース有。甲板の奥には、航海の途中に乗員が作成したプラモデル等の作品が展示され、隊員の日常生活の一面も拝見できました。
③「しらせ」が南極から持ち帰った重量≒20kgの氷です。入口付近に2個展示され何方でもアクセス可能でした。私も童心に帰り氷に思わず両手を乗せました。その時の感触は幼い頃の薄氷と同じような感触でした。しかし、白濁した氷に長い歴史も感じた一時でした。
④「しらせ」が南極から持ち帰った高さ≒1mの石です。説明役の隊員曰く「この石には、小さな宝石が有ます。でも値段は付きません?」。全体を通し、何ともフレンドリーな「御もてなし」の1コマでした。
【付録:海上自衛隊の南極観測協力のあゆみ】
「ふじ」:昭和40年7月就役 第7次~第24次の計18回渡航
「初代しらせ」:昭和58年~平成19年第25次~49次の計25回渡航
「しらせ」の艦名由来:昭和基地付近にある白瀬氷河から命名
平成28年 豪州観測船「オーロラ・オ―ストラリス」号座礁支援
②は「しらせ」の後部甲板でヘリポートがあり広さはテニスコート2面程で下層にはヘリコプター収納スペース有。甲板の奥には、航海の途中に乗員が作成したプラモデル等の作品が展示され、隊員の日常生活の一面も拝見できました。
③「しらせ」が南極から持ち帰った重量≒20kgの氷です。入口付近に2個展示され何方でもアクセス可能でした。私も童心に帰り氷に思わず両手を乗せました。その時の感触は幼い頃の薄氷と同じような感触でした。しかし、白濁した氷に長い歴史も感じた一時でした。
④「しらせ」が南極から持ち帰った高さ≒1mの石です。説明役の隊員曰く「この石には、小さな宝石が有ます。でも値段は付きません?」。全体を通し、何ともフレンドリーな「御もてなし」の1コマでした。
【付録:海上自衛隊の南極観測協力のあゆみ】
「ふじ」:昭和40年7月就役 第7次~第24次の計18回渡航
「初代しらせ」:昭和58年~平成19年第25次~49次の計25回渡航
「しらせ」の艦名由来:昭和基地付近にある白瀬氷河から命名
平成28年 豪州観測船「オーロラ・オ―ストラリス」号座礁支援
①融雪用散水装置を使用して砕氷航行中の「しらせ」
②「しらせ」の飛行甲板、下には3機のヘリコプター収納
③南極から持ち帰った氷、20kgほど触りました。
④南極から持ち帰った石、隊員曰く「宝石です」。
「しらせ」一般公開in横浜港山下埠頭で最上階の艦橋内部も撮影させて頂きました。
「砕氷艦しらせ」の一般公開in横浜港山下埠頭で最上階の艦橋に到着、広さは幅約28mx奥行5mキャプテンの赤い椅子や操舵関連機器の電源はONでした。写真の①~④の順に紹介します。①表示パネルの中央には「しらせ」の外観、下方には船尾左右のスクリュ―回転数と舵の角度、右上には東経139°39′22″北緯36°27′01″の現在位置、そして風速6.7ⅿ/Sと水温15℃&水深15ⅿのデータに加え左側には、速度や縦・横の揺れ角度表示(しらせの中央煙突後方には横揺れを軽減するタンク装備)に加え砕氷活動のデータが表示。
②キャプテンの赤い椅子の左に操舵ハンドル、重要機器はアクリル板でカバーも規制は黄色テープのみ、因みに「しらせ」は電気駆動が主流です。船底には4台のディーゼル発電機があり2軸のスクリューで迅速に前進・後退し効率良く砕氷(黒い煙ナシ)特筆すべきは左下の受話器、船が揺れても受話器が外れないようにバネ板で押さえてあります。
③航海中は双眼鏡で監視の艦橋も、今日の一般公開は写真撮影自由(隊員に撮影許可確認もすべてOK)西前方には氷川丸や解体途中の「動くガンダム」そして山下公園やマリンタワーなど普段は撮影出来ない高いアングルから写真撮影できました。
④艦橋中央の赤い椅子、厳しい自然環境の中で働く制服の雄姿が目に浮かびました。
②キャプテンの赤い椅子の左に操舵ハンドル、重要機器はアクリル板でカバーも規制は黄色テープのみ、因みに「しらせ」は電気駆動が主流です。船底には4台のディーゼル発電機があり2軸のスクリューで迅速に前進・後退し効率良く砕氷(黒い煙ナシ)特筆すべきは左下の受話器、船が揺れても受話器が外れないようにバネ板で押さえてあります。
③航海中は双眼鏡で監視の艦橋も、今日の一般公開は写真撮影自由(隊員に撮影許可確認もすべてOK)西前方には氷川丸や解体途中の「動くガンダム」そして山下公園やマリンタワーなど普段は撮影出来ない高いアングルから写真撮影できました。
④艦橋中央の赤い椅子、厳しい自然環境の中で働く制服の雄姿が目に浮かびました。
①砕氷艦に必要な各種条件を表示のパネル
②赤い椅子の左脇にある操船機器の数々
③航海中は双眼鏡で監視の前方、今は正面に山下公園やマリンタワーが
④艦橋の中央には、キャプテンの存在感十分の赤い椅子。
橋本Arioで展示「はやぶさ2」の実物大モデルを上の階から撮影しました(サイズはマイクロバス程度)。
はやぶさ2 「新し技術へのチャレンジ!」と題した展示パネルの概要をご紹介します。
はやぶさ2(初代はやぶさ)サイズ:巾1mx長さ1.6mx高さ1.25m(ほぼ同じ)太陽パネル全開時は5.7mマイクロバス同等 ・燃料こみ質量:609kg(510)・目的の小惑星:リュウグウ(イトカワ)・打ち上げ日:2014年12月3日(2003..9)・小惑星到着日:2018年6月27日(2005.9.12)・小惑星での滞在期間:17ヶ月(3)・地球帰還日:2020年12月6日(2010.6.13)
【小惑星リュウグウ】の情報:直径約900mの角ばったコマ型(スカイツリー634mの1.4倍 表面には大小のクレータや岩の塊(最大130m)8m以上は数百個確認。
【ターゲットマーカー】の役割:探査機着地の目印となります。表面の素材は、光をよく反射し探査機がフラッシュをたき、カメラでターゲットマーカーを認識しながら降下します。構造は「お手玉」のように容器の中に小さい粒が入っていて、上空から落としても弾みません。
【再突入カプセル】の情報(2020年12月6日 ウーメラ砂漠で回収)
・質量:約16kg 直径:400mm 高さ:200mm
・サンプルコンテナ:中心にある円筒形の金属、資料採取目標:0.1グラム
結果1回目タッチダウン:数ミリの砂粒多数
2回目のタッチダウン:10ミリ級の小石多数 合計質量:5.4グラム(只今分析中)
・カットモデル左右の赤い色はパラシュートです。
【イオンエンジン】
・宇宙の長旅を支えるテクノロジー長寿命で省エネルギーという夢のようなエンジン。
より大きな推進力を得るように改良された。
現在はやぶさ2は、次の目標である2031年地球と火星の間にある小惑星を目指しイオンエンジンを噴かしています。
【小惑星リュウグウ】の情報:直径約900mの角ばったコマ型(スカイツリー634mの1.4倍 表面には大小のクレータや岩の塊(最大130m)8m以上は数百個確認。
【ターゲットマーカー】の役割:探査機着地の目印となります。表面の素材は、光をよく反射し探査機がフラッシュをたき、カメラでターゲットマーカーを認識しながら降下します。構造は「お手玉」のように容器の中に小さい粒が入っていて、上空から落としても弾みません。
【再突入カプセル】の情報(2020年12月6日 ウーメラ砂漠で回収)
・質量:約16kg 直径:400mm 高さ:200mm
・サンプルコンテナ:中心にある円筒形の金属、資料採取目標:0.1グラム
結果1回目タッチダウン:数ミリの砂粒多数
2回目のタッチダウン:10ミリ級の小石多数 合計質量:5.4グラム(只今分析中)
・カットモデル左右の赤い色はパラシュートです。
【イオンエンジン】
・宇宙の長旅を支えるテクノロジー長寿命で省エネルギーという夢のようなエンジン。
より大きな推進力を得るように改良された。
現在はやぶさ2は、次の目標である2031年地球と火星の間にある小惑星を目指しイオンエンジンを噴かしています。
小惑星「リュウグウ」の外観
探査機目印のターゲットマーカー
再突入カプセルのカットモデル
長寿命で省エネのイオンエンジン